マスターモデルがでてから3年後に世に送り出されたアテンダー2でしたが、マスターモデル版の標準的磯竿として作られました。
販売当初は、現在のような10万円に近い高級磯竿ではなく前作のアテンダー同様の標準磯竿として前作より平均で7000円くらい高いだけでした。
最初に店頭に並んだ価格が6.5万円~8万円前後で、予約者以外手に入らない程の人気ぷり、当然のごとくマスターモデルが売れなくなり、インテッサG4は、並べても店頭で1本だけとか、まあ、高額商品は、軒並みアテンダー2に喰われてしまいましたね。
それも、他のメーカーならまだしも、がまかつ本家までアテンダー2に苦しむとか。
エリネスはまだ波止師層を取り込み易かったけど、でた当初に少し売れたくらい。
RZR、グレ競技スペシャル3は、ほぼ不発ぎみ、出すときにの価格差をだす為のやむ得ずの値上げと材料費の高騰の為の値上げと2回してもアテンダー2の勢いはすさまじかったと思います。
目次
最強クラスの粘り腰がま磯 アテンダーII
驚異の粘り腰が、極限の勝負を制する。
振出
0~1.5号はラバー付きスライド型リールシートを採用しています。
1.75~2.75号はラバー付きスクリュー型リールシートを採用しています。
1.75~2.75号はエラストマーラバー製グリップを採用しています。曲げるほどに粘りを発揮し、大物を浮かせる!!
がま磯の特長である粘り腰を向上させるために、継番の段差を極限まで減らした”SUPER ASD(スーパーアクティブサスデザイン)”を搭載。
継番ごとのパワーロスを抑制し、極めてスムーズに曲がる胴調子に仕上げました。さらに、柔軟性を持たせるために細身肉厚設計・セパレートグリップを採用。
硬さで力を出すのではなく、竿先から元竿まで曲げきることによりロッド全体の「柔の力」で魚の突進を受け止め、従来よりもワンランク上の粘り腰を発揮。
細仕掛で喰い渋る大型を仕留めるのに最適です。
0号 柔軟性と粘りでいなし、浮かせる
超細身、肉厚設計でロッド全体がバネのような感覚の調子です。魚を暴れさせることなく浮かせることが可能。肉厚で強度は十分にありますので、大型のチヌにも対応可能です。
0.6号 チヌ釣りで幅広く活躍
柔軟でありながら粘り強い調子で小型のチヌでも楽しむことができ、大型のチヌならばロッド全体のパワーを発揮して浮かせてきます。チヌ釣りにおいてあらゆる状況で活躍できる調子です。
1号 あらゆる対象魚に「使えるロッド」
通常の1号よりも粘りが強く、強度に優れるため対応幅が広いのが特長。中型~大型のチヌ、ハネはもちろんのこと、45cmクラスの良型口太グレでもロッド全体を曲げた強気のやりとりで浮かせることが可能です。
1.25号 40cmクラスの良型グレに最適
柔軟性を持ちながらもパワフルな胴調子。メインターゲットは40cmクラスですが、50cmオーバーの大型口太グレでも余裕の強度を発揮します。
1.5号 中型~大型までオールラウンドに対応可能
さまざまな釣りに対応可能な汎用性の高い1.5号。口太グレはオールサイズ対応可能。50cm級の尾長グレが掛かったときでも胴で締め上げて浮かすことができます。テスターによる強度テストでは60cm級の尾長グレをも浮かせた強靭なロッドです。
1.75号 50cmクラスの尾長グレや大型真鯛に最適
メインターゲットは50cmクラスの尾長グレや70cm級の大型真鯛。スクリューシートの採用で安定感が向上。たとえ60cmの尾長グレが掛かったとしても元竿まで曲げる気持ちでタメれば浮かせてくることが可能です。
2号 細ハリスで繊細に大型を狙えるパワーロッド
60cm級の大型尾長グレを細ハリスで狙うのに最適。従来の2号と比べて決して硬くはありませんが、魚を掛けて胴に乗せれば今までにない粘りを発揮し、グイグイと魚を浮かせていきます。
2.25号 喰い渋る60cmの尾長グレを獲るための専用設計
細身肉厚設計によりロッドの余分な反発を制御。ロッドを曲げてタメれば徐々に秘めたる力を解放し、ハリスに負担を掛けることなく、やりとりをすることができます。
2.5号 超大型尾長グレ、真鯛に威力を発揮
60cmを超える尾長グレや80cmオーバーの大型真鯛を狙えるロッド。2.5~3号の細ハリスを使った繊細な釣りはもちろんのこと、5号前後のハリスでの強引なやりとりもできますので離島遠征にも適しています。
2.75号 65cmオーバーの巨尾長を仕留めるパワーロッド
65cmを超える巨尾長を仕留めるべく開発。硬いパワーロッドとは異なり胴が曲がる設計ですので、のされにくく、不意に走られた場合でもロッドが柔軟に対応。そこからさらにロッドを曲げてやることで、巨尾長を早く弱らせ浮かせることが可能です。
IMガイド
チタンフレーム・SICリングを楕円及び傾斜させることにより、糸ガラミの減少・糸通りの良さを追求。TOPガイドもラインが巻き付きにくい構造になっています。元上部に足高フリーガイドを搭載し、トータルバランスに優れたガイドシステムを構築しています。
ガイド合わせマーク
ガイド合わせマーク付きで釣り場でのセッティングがスムーズです。(#1~元竿)
ノンスティック
ロッド表面に凹凸を施すことにより、ラインへのベタつきを抑え、操作性や飛距離を高めます。(#2~元上)
リールシート(0~1.5号)
ラバー付きスライド型リールシートを採用。ラバー部には、凸形状のドットを全面に施し、グリップ力をさらに高めたオリジナル設計です。
リールシート(1.75~2.75号)
ラバーとの一体成形を施したラバー付きスクリュー型リールシートを採用。ラバー部には、凸形状のドットを全面に施し、グリップ力をさらに高めたオリジナル設計です。
替尻栓
使用用途によって使い分けが可能なバランサーウエイト替尻栓を付属。
・替尻栓:21.5g(写真手前)
・標準尻栓:5.5g(写真奥)エンドグリップ(1.75号~2.75号)&尻栓
ロッドエンドにエラストマー製グリップを採用。また、尻栓は脱落しにくいコインネジ式尻栓を採用。
最強クラスの粘りがま磯アテンダー2について

マスターモデルを開発した松田稔氏が3年をかけておよそ100本以上のプロトタイプへて、あの脅威的なパワーを出す細身肉厚設計。
スーパーアクティブサスデザインにより継ぎ目ごとの段差を減らしたことによりワンピースロッドのような曲がりをだすことで魚の突発的反転などにも竿が曲がりこむことで、ハリスや、道糸の負担を軽減してくれます。
より一層の細い仕掛けで極限の勝負を楽しむことができると思います。
また、元竿のデザインとセパレートグリップもこだわりが有り、あのカッコよさに惹かれた方も多いと思います。
最強クラスの粘りがま磯アテンダー2の使用感ついて

この竿は一言で言ってしまうと使い手を選ぶ竿だと思います。競技用の先調子タイプや、磯竿の標準的な溜めて浮かすとは違い。
竿を引っ張りながらしっかり曲げこむ胴調子なので、できなければ、魚に先手を取られ魚の動きを抑制や誘導ができません。
それに非常に良く曲がるので最初は、戸惑いましたね。さらにこの竿は、魚を怒らせない為、手元の負担が少ないです。
その為、魚の大きさが分からなくなり、小さいと思ったら浮かせたら以外に大きかったってことが竿を使いこなせていなかった時はよく在りましたね。
細身なので基本的に風抜けはいいです。ただ号数が0号くらいになると少し先がたれて、横風が吹くと煽られます。
持ち重りも少なくバランサーで調整すれば一日振っても大丈夫でした。
最強クラスの粘りがま磯アテンダー2とファルシオンとの違い

ファルシオンは、アテンダー2に操作性を向上させて、もっと重心をリールシートに寄せて軽さを出した商品でした。
初のスクリューシート搭載でしっかりと曲がりやり取りを楽しめる竿かと思いきや。
なかなか魚が浮かない。
良型に成れば成る程浮いてこないといった。
アテンダー2のような驚異的な粘り腰が全く無い竿でした。
ファルシオンとアテンダー2で悩むので有れば真っ先にアテンダー2をおすすめします。
アテンダー2も中古なら6万円以内で価額が安定していますのでファルシオンの新品を買うならアテンダー2の方が良いと断言します。
最強クラスの粘りがま磯アテンダー2とインテッサG5の違い

インテッサG5とアテンダー2では比べる対象が違う気もするが総合性能が圧倒的に高いインテッサG5方が、使用幅も広く、パワーも操作性も頭一つ抜けています。
持ち重り感は以外にもほぼ一緒。風抜けは、インテッサの方がシャンとしているので風に煽られにくい。
魚が浮く早さもインテッサG5の方が早いし、全角度対応調子なのでのされることがほとんどない。インテッサG5は非常に高いので、おサイフとの要相談ですね。
ただどっちを買いますか?になったら、普通にインテッサG5を購入された方がいいと思います。
不意の大物が来ても獲れる確立が上がると思いますよ。
最強クラスの粘りがま磯アテンダー2とマスターモデル2との違い

基本的にマスターモデル2の方が操作性の向上、ハリスにやさしく、粘りがきつくなった感じで、そこに最新のセパレートグリップのスクリューシートが搭載になって安定感がましたかな。
あと重心のバランスがいいので持ち重り感と使用中のストレスもアテンダー2より軽減されてます。ただね、この竿も高額なので、お財布と要相談ですね。
売価で約11万円で中古でも10万円ですからね。
私もまだ持っていないマスターモデル2の尾長やチヌが欲しいですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
もしお金に余裕がある方でアテンダー2を長年愛用されてきた方は、インテッサG5よりこちらをおすすめしたいですね。
初心者で、竿の使い方にイマイチ自信の無い方は、インテッサG5を購入を検討してみてください
最強クラスの粘りがま磯アテンダー2おすすめの号数

波止なら基本的に1号50が一番使い易いです。
穂先たれが無く軽く警戒に扱うことができます。
磯も視野にいれるなら1.25号53がオールマイティーに活躍します。
遠征や夜釣りなら2.5号クラスがあれば安心して細仕掛けでやり取りできます。
私が使用していたのが1.25号50と2.5号50です。
どちも持ち重り無く軽快に釣りが楽しめます。