エビ撒き釣りで揃えるべき道具!!初心者でも簡単の仕掛けを解説(入門道具編)

皆さんエビ撒き釣りはご存知でしょうか?

この関西で主流になっている。主に湖産活エビ(シラサエビ)を使用して、沢山のシラサエビ撒いて釣る釣り方です。

通称(銭撒き釣り)高いシラサエビを沢山購入して、海にばら撒く所から、エビ撒き釣り師達から囁かれているほど・・・・・・。

(それだけのシラサエビを購入しても釣りがしたい!!)

そう思わせるだけの非常に沢山の魅力が詰まっているのがこの釣りです。

えっどんな魅力があるんだって??

それでは、TINUOがエビ撒き釣りの魅力を語っちゃいましょう!!

①魚種が多彩(滅茶苦茶色々な魚が釣れちゃいます!!)

全てエビ撒き釣りの釣果です。

 

②青物も釣れる

良型のハマチやシオにソウダカツオなど

③大型の魚も釣れる

40cmクラスの良型キビレが小さく見える。 70cmオーバーの大型のスズキ

④防波堤から手軽に楽しめる

車を直付け出来る所で釣りをしています。

⑤荷物が少ない

エビブクに撒き尺とタモと小物だけ

⑥釣り方が簡単!!

⑦大型魚を釣る時のコストパフォーマンスが高い(自分の手持ちのお金次第でエサの量を決めることが出来る。当然上手くなればエサ量を減らしても釣れるようになります。)

沢山のエビを撒けば撒くほど釣れやすくなります。 もちろん上手くなれば500円分のエビでも釣れるようになります。

⑧釣りの上手下手に差が出る(上手くなれば、自分だけが釣れて英雄に!!)

大型魚の数釣りも可能に!!」

上げれば色々な特典も多いのがこの釣りの魅力!!

(海でエビを食わない魚はいない!!)

それが生きているエビを使うんだから当然なことなんですよね。

そして、これは海釣り入門者や初心者であっても仕掛けとタナさえ合えば簡単釣れるんです。

そのエビ撒き釣りのメインターゲットが↓こいつです。

そう。ハネです。(跳道の跳ねもこいつからきています。)

ハネは出世魚でセイゴ→ハネ→スズキと名前を変えていきます。

そして、このハネは近海で釣れる魚では最も大きく最大では1mを超える巨大魚も存在しそんな巨大魚と対峙を夢見てTINUOもせかせかと週末にはエビ撒き釣りに出かけるのです。

目次

エビ撒き釣りで揃えるべき道具!!初心者でも簡単の仕掛けを解説(入門編)

これからこのハネを釣る為に、道具の解説をしていきたいと思います。

まずこのエビ撒き釣りに必要な道具は以下の通りです。

  1. 竿
  2. リール
  3. 道糸
  4. ウキ
  5. 小物(ガン玉及びからまん棒、針等)
  6. エビブク
  7. 撒き尺
  8. タモ網
  9. ストリンガー(大物が釣れた時用)

たったこれだけで釣りが可能になります。

他にあると便利な道具は後で解説します。

エビ撒き釣りで初心者が最初に用意する竿

初心者にとっては最初の1本は、安くて、大きい魚が来ても大丈夫な奴が良いとなると思います。

釣りは道具で釣るんじゃないと名人は言いますが・・・・・。

私は釣りは道具である程度決まると思っています!!

初心者で、大きい魚とやり取りができなくても、いい竿を使えば竿が仕事してくれるので、竿捌きが出来なくても魚は釣れます。

(道具は使いこなせなければ意味がない?)そんなことはありません。

竿は魚とのやり取りを助けてくれるもので、あなたの右腕になるものです。

その為最初から出来るだけ最高のパートナーを選びましょう。

私が初心者にオススメするのはグレ竿のオールランダーか競技用の1.5号が良いです。

この号数設定は初心者がスズキを掛けて獲れるようにオーバースペック気味に設定していいます。

また、3万円以下の竿は腰が弱く、カーボンの厚みも薄いので魚を浮かすパワーがないので、下手に1号クラスなどを用意されると魚が浮かなくなるのです。

70cmオーバーのスズキクラスになると魚の重さは3キロオーバーにもなるので、パワーのない竿だとまず魚が浮きません。

そのまま、根や障害物に逃げられて「さよなら!!」の可能性が高くなります。

また、大きい魚程障害物を好む傾向が多いです。

これが、オーバースペックである磯竿の1.5号をオススメしている理由の一つです。

もう一つは、夏のシーズンになるとハネはエサをしっかり食べて体力が付きます。ハネ自体が夏の魚で、一番脂がのっており魚引っ張るパワーは冬の倍になります。

私もこのシーズンでは、ほとんど1号以下は使用しません。

折角の魚を逃すきっかけを作るかもしれないからですね。魚は釣り上げてなんぼです。

確実に釣って行きましょう!!

竿を選ぶ時の一番重要な要素はあなたが納得してこれだー!!の竿を選ぶのが一番です!!

号数を1.5号相当にすればいいだけです!!

エビ撒き釣りハネ釣りにおすすめ竿のブログが気になる方はこちらをクリック

エビ撒き釣りで初心者が最初に用意するリール

リールは出来るだけレバーブレーキのリールを買うようにしましょう。

レバーブレーキの必要な理由は急な魚の突込みをドラグだけでは対応することは出来ないからです。

急な魚の突込みのスピードに対応できずに竿がのされると歯がヤスリのようなハネにのされるとまずハリスがもちません。

また、竿ものされることで

  • 竿の本来の力を出せず。
  • 魚の動きを制しすることが出来ない。
  • もちろん魚を浮かせることが出来ない。

高確率でバーストになり魚にげられます。

それを素早くラインを放出することで、のされている竿の体制を整えることで、もう一度竿が本来の力を発揮し、魚を浮かせることが出来るようになる。

特に大型になればなるほど体重もあり、このやり取りが多くなります。

その為、一番下のランクのレバーブレーキでいいので購入を検討してください。

  • DAIWA トライソ2500番
  • シマノ ラリッサ2500番

であればいいと思います。

ちなみにTINUOはDAIWAトーナメントISO2500番を使用しています。

エビ撒き釣りで初心者が揃える道具エビブク

基本的にエビブクには第一精工の竿受けを装着したりするので、極力10Lより大きいクーラーを選びましょう。

なぜなら、この釣りは沢山の生きたエビを必要とします。

  • 空間が狭いと、ブクブクが在ってもすぐに弱ってくる。(死んだエビだと釣るのが難しくなる)
  • 竿受けをセットした時軽いクーラーボックスだと風にあおられた時に倒れる。

後は運びやすい重さが良いと思います。

大体13L、11Lとかが無難だと思います。

ブクブクは正直何でもいいです。エアの量がソコソコでるものであればいいです。

大事なのはクーラーです。夏には水温上昇でエビがすぐに死んでしまうので、クーラーのような密閉したものがいいでしょう。

エビ撒き釣りで初心者が揃える道具(道糸編)

初心者におすすめの道糸の号数がは3号~2号です。

この選択の理由は、私が初心者に薦めるハリスの号数が2号~1.7号だからですね。

あれ。なぜワンランクハリスより道糸が太いのか、これは、もし、根がかりや、どこかの障害物に仕掛けを引っ掛け場合にウキの回収率を上げる為です。

こうすることで、ハリスと道糸の結束しているサルカンからバーストしたり、ハリスの途中でバーストするようになります。

これが道糸から切れるようになると、道糸が劣化しているので、新しい物交換しましょう。

最近。PEラインもありますが、正直おすすめしません。

段々とコーティングが剝がれてくるとヨレがきつくなり、仕掛けがタナまで入らなくなるトラブルが続出します。

普通にフロートかセミフロートでいいかと思います。

ちなみ消耗品なので高額の物購入する必要はございません。

太めに設定しているので、安物でも充分です。ラインがよれてきたらドンドン交換しましょう。

エビ撒き釣りで初心者が揃える道具(棒ウキ編)

初心者がエビ撒き釣りで使用してほしいのが、この棒ウキになります。

棒ウキには主に2つの種類があります。

  • 非自立ウキ(負荷オモリがタナまで行かないと自分で立つことが出来ない)
  • 自立ウキ(ウキ自体にオモリが内臓されている為自分で立つことが出来る)

どちらも棒ウキではあるのですが、私が、初心者に薦めるには非自立の1号の棒ウキです。

理由は簡単。初心者であればあるほどウキがタナに到達したことを視覚で分かるようにしたいからです。

自立ウキだと自分でウキが立つので、初心者だとタナまでの到達したことが分かりにくく、途中で、もつれてタナに落ちてない状態になっても気づかないことが多いからです。

また、なぜ1号なのかというと、使用する棒ウキも大きい浮力もあるのですが、浮力が大きくなればなるほどハネは違和感を感じ、エサを離します。

その為、エサに食いついて離さない最大の浮力が1号までだということ自分の釣行の中で確認しました。

(食いが渋ると違和感でチョン当たりで魚に離されて、初心者にとってはどこで合わしていいかわからず、素バリの連発になります。)

出来れば、浮力は小さければ小さい方が良いですが、今度は、仕掛けを飛ばすのに苦労したり、初心者には扱いずらいものになります。

そのための1号です。

エビ撒き釣りで初心者が揃える道具(小物編)

小物で必要な物はこちらです。一覧にしたのでよく見といてください。

  • ウキ止め糸
  • からまん棒
  • サルカン
  • 中通しのゴム管付きオモリ(1号)
  • ガン玉(G5~B)

エビ撒き釣りで初心者が揃える道具(ハリス編)

初心者の方に用意してほしいハリスは2号と1.7号です。

竿が1.5号の時の適合ハリスは1.5号ですが、初心者の場合は太め目で充分です。

ハリスは少々太くても魚は釣れます。重要なのは魚がエサを食うタナです!!

細くしても1.5号より下げない方が無難です。

まずは確実に釣りあげましょう。

竿捌きやレバーブレーキを巧みに扱えるようになってから細くすればいいでしょう。

ハリスのメーカーは正直どこでもいいです。

自分の気に入った物を使って下さい。

ハリスのことをもっと知りたい方はこちらをクリック

エビ撒き釣りで初心者が揃える道具(針編)

最後は、魚を掛ける重要な所の針です。

基本的に私はセイゴ針は使いません。それはなぜか?

シラサエビは小さいです。セイゴ針だと大きすぎて、エビの弱るのが早くなり、すぐに死にます。

また、セイゴ針やエビ針は細軸の為折れやすく、大型のバラシに繋がりやすい為です。

これらの理由から針の軸がしっかりし、針に刺したエビの負担が少ないグレバリを多用するようになりました。

基本的にオススメの針はグレバリの3号~6号です。初心者には5号がおすすめです。

エビ撒き釣りで揃えるべき道具!!初心者でも簡単の仕掛けを解説(番外編)

底撒きボール。Amazonより出展

合ってもなくてもいい道具の底撒きボールや底撒きカゴです。

タナが深い時にはエサをタナに直撃出来るので、即効性に優れていますが、デメリットも多いです。

ハネという魚は沢山のエビを撒くと水面近くまで浮いてきます。

寒い冬なら浮かないで底付近を泳ぐので確かに即効で効いてきますが・・・・。

シーズン本番になると魚のタナより深いところで、エサを撒いてしまう恐れがあり、浮いてくる魚をわざわざ深いところで釣ることで、数釣りが難しくなります。

基本的に私は、一切使用しません。上撒きオンリーです。

ちなみに底まで7ヒロの沖提で、底撒きを使用せず上撒きだけで、魚を浮かせて魚の活性すると面白いように魚が連発します。

実際に釣れたタナは3.5ヒロ~4ヒロでした。

こちらの釣果ブログが気になる方はこちらをクリック

武庫川一文字でエビ撒き釣りをした時の釣果です。 底撒きをせず上撒きだけです。

必要だと思う方はご自由にどうぞ。

エビ撒き釣りで揃えるべき道具!!初心者でも簡単の仕掛けを解説(仕掛け編)

初心者がするべきタックル

  • 竿(磯竿1.5号47-53)
  • リール(2500LBD)
  • 道糸(3号~2号)
  • ウキ(棒ウキ1号~0.8号)
  • ハリス(2号~1.7号)(半ヒロ75cmほど)
  • ハリ(グレバリ6号~グレバリ4号)

まずハリスの長さは本当は1ヒロが望ましいのですが、初心者だと、ハリスが長くなればなるほど着水時にハリスとウキを絡めてしまうトラブルが続出しやすくなります。

その為に扱いやすさ重視で半ヒロにして、しっかりと魚のタナに刺しエサを届ける意識をして下さい。

エビ撒き釣りの基本はタナです。ここで大半が決まります。

竿の長さも防波堤の釣りなら取り回しと軽さで4.7mか5.0mが良いでしょう。

ただ沖の潮にのせて釣ることになれば、53の長い方が有利になります。

この仕掛けを利用してエビ撒き釣りシーズンを楽しんでみて下さい。

まとめ

ここまで読んで呼んで頂きありがとうございます。

ここでは、ハネ釣りの魅力と初心者が揃えるべき道具の解説と仕掛けについて解説させていただきました。

次は、エビ撒き釣りで狙うハネについての性質やシーズンによっての活動範囲などハネを釣る為に必要な知識などを解説していきたいと思います。

次回もお楽しみに!!

 

ABOUTこの記事をかいた人

元釣具〇ン〇ン波止、磯専門営業販売スタッフで釣堀田尻のスタッフもしていました。皆さんにより良い釣りを楽しんで頂くをモットーに始めました。 皆さんの釣りのサポートになれるようがんばります。