エビ撒き釣りでタナを極めろ!!初心者の爆釣への近道は!!

エビ撒き釣りで揃える道具に狙う時期がわかったところで、そろそろ実践に移りたいと思います。

汐見 渚
えっ?いきなり実践しても大丈夫って?
TINUO
もちろん大丈夫ですよ。釣る仕掛けも前回のブログで書いた通りにしてもらえば、あとは沢山のシラサエビを撒くだけで釣れるところまで暴露するので、大丈夫です。いきなり難しいことをしろとは言いません。すごく基本的なことです。
TINUO
でも、エビ撒き釣り初心者や中級者くらいの大半の方できていないので、ここで勉強していただければ、かなりの確率で釣果が出やすくなるし魚を独占することも可能になります。それくらい大半の人はできていません。やっていません。

魚釣りで一番大事なのはなんだと思いますか?

汐見 渚
う~ん。なんだろう。魚の泳いでいる深さとか?
TINUO
そう。魚のタナですよね!!

私も何回も魚のタナが大事だと言ってきているので・・・・・・。

この魚のタナを見極めないと一向に釣れないことは、うすうす気が付いてきたと思います。

この魚のタナは底のタナ取りが出来ていないとなかなか見極めることができません。ここでしっかりと底タナの取り方を覚えましょう。

それと次に大事なのはウキの浮力設定です。ここがうまく出来ていなと、潮でウキが沈んだり、浮力が強すぎると魚が抵抗を感じて刺しエサを途中で吐き出したりとなかなか釣果に結びつかなかったりとすることがあります。

そして、何より大事なのが潮に合わせた仕掛け調整が何より大事になってきます。いくら魚の目の前に餌があっても不安定な餌は食べずらく、魚も競争相手がいない限り無理に追っかけて食べにきません。

いつも魚にとって食べやすい安定した仕掛けをセットすることが大事です。

大事なことまとめるとこんな感じです。

  • 魚のタナを見極めるための底タナをとる。
  • 魚の食い込みを良くするため浮力設定
  • 潮に合わせて魚にとって食べやすい安定した仕掛けのチョイス

ここではエビ撒き釣りを初心者でも簡単にハネを釣ってもらうため、上の大事な三のことについて詳しく解説していこうと思います。

目次

エビ撒き釣りでタナを極めろ!!初心者の爆釣への近道!!(棒ウキの浮力調整方法)

 

大事な浮力設定について、解説していきたいと思います。

まず、皆さんに尋ねたいことがあります。

それはどのようにして浮力調整を行っていますか?

特に初心者に多いのが1号のウキに1号のオモリをつける。

それだけです・・・・・?

(えつ!!なにか間違っていますか?、他の所でも1号のウキに1号のオモリを使用と書いていましたよ・・・・。)

確かに間違ってはいませんが、ではこの画像見て下さい。

ウキの表示通りのオモリをセット

浮力調整のオモリを足した物

指定されたオモリだけと調整浮力のオモリを足した物とどちらが魚のアタリを鮮明に出ると思いますか?

当然。浮力調整済みの方が断然ウキが入りやすそうでしょう!!

現に浮力調整している方が魚のアタリは鮮明にでます。

当然。浮力調整は潮や風、波の影響を受けて、多少浮力が変わるので、その都度の調整が必要です。

これをするとしないとではアタリの出方に極端に違いが出てくるので、是非調整して欲しい。

浮力調整をやる理由

  • 残浮力を調整するため
  • 感度を良くしアタリを鮮明にする
  • ウキが馴染んだかどうかを見分けやすくする

それでは、次はタナの取り方に移ります。

エビ撒き釣りでタナを極めろ!!初心者の爆釣への近道!!底棚の取り方)

はい。次は底の取り方になります。

初心者の方の大半が全くしない。底棚の取ること。

これには重要な役目が存在します

底棚を取る役割

  • 底までの深さを知る。
  • 底の形状を知る。
  • 魚の通り道になりやすい駆け上がりを見つける。
  • 自分の釣っている層を把握する為

跳道では、よく釣れたタナを底から何センチという言い方をします。それは基本的に底から釣っているからですね。

通常はウキ~針先までを何ヒロとか言うことが日常ですが・・・・。

これってかなり不正確なんですよね。なぜなら、人によって腕の長さが違うからです。背の小さく腕が短い人の2ヒロ(2.9m)と背が高く腕の長い人2ヒロ(3.2m)とおよそ30cmの差がでる可能性があるわけです。

例えば、海底が(2ヒロ)3mなら腕の短い人は底を切っているが、腕の長い人ではベタ底を釣っていることになるのです。

これって大きな違いなんですよね。

なので・・・。底から何センチの方が情報を統一させやすいわけですな。

また、底を把握することで、駆け上がりや障害物の把握。魚の居つく場所や通り場所の予測もしやすくなります。

さらに、今、自分がどの層を釣っているのかを把握しやすくするために行うことも重要なことです。

なので、底を図る行為は何回もした方がいいわけですね。(私も多い時には5回くらい測り直します)

底取りの重要性を説明したところで底の取り方の解説をします。

底棚の取り方

  1. タナ取りボール及びタナ取り用のオモリをつける。
  2. ウキが丁度立つ所まで、ウキ止めをずらす。
  3. 底の深さを確認出来たら、今度は沖と手前の深さの確認
  4. 魚の回遊ルートになる駆け上がりを探す
  5. 後は自分の予測しているタナから魚を探す

エビ撒き釣りでタナを極めろ!!初心者の爆釣への近道!!(仕掛けを安定させるコツ)

まず。なぜ、仕掛けを安定させるかですよね。

このハネという魚は口が大きい割に、エサを食うのが下手なんですね。特に上下にフラフラするエサを嫌います。

恐らく食いづらいのだと思います。それから、他のエサよりも揺れ過ぎて、魚から見たら明らかに違和感を覚えているのかもしれない。

仕掛けを安定させる理由

  • ハネが食べ辛い
  • 刺しエサがふらつくことでハネに違和感を与えている
  • しっかりと仕掛けを安定させることでウキに魚のアタリが鮮明にでる

初心者の方は基本的に市販のセット仕掛けを利用することが多いと思います。実はそのセット仕掛けでも少し手を加えるだけ、充分に仕掛けを安定させることは出来ます。

それは、ウキの浮力調整をしっかり行うこと仕掛けは安定しやすく。例えば、ハリスにガン玉を打つだけで、ウキの重心が下がるので、仕掛けが魚のタナで落ち着きやすくなります。

また現状の浮力ではタナに落ち着かない場合は、ウキの号数を上げることで、タナまで早く入り落ち着きやすくなります。

特に仕掛けがふらつきやすい状況

  • 風による横流れの時
  • 上潮が速い時
  • ウキの浮力調整が出来ておらずプカプカしている時

風による横流れの時

大半が風に流されて、しっかりとタナ落ちがしてないことが多いです。浮力調整しても仕掛けの落ちが悪い時は素直に浮力の大きいウキを使用してしっかりウキが馴染むことを確認しましょう。

上潮が速い時

水路のような水の通り道の釣り場所は上潮が速い時が多いです。通常の仕掛けでは、底潮を捕らえることが難しく、潮が止まるか緩くなるようになるまで棒ウキではやることが少なくなることが多いです。

そういう時は、水中ウキの出番です。水中ウキを使用することで、底潮をとらえやすく、底で仕掛けが落ち着きやすいです。その為、魚も餌を食べやすくなります。

ただ、水中ウキには使用する時の注意点も・・・。

水中ウキの使用注意点

水中ウキは体積で水圧を受けて底潮を捕らえやすくしたものです。ウキの浮力に対して、同等のマイナス浮力の水中ウキを使用すると、ウキが水中ウキで沈む恐れがあること頭に入れて使用しないと流れで、ウキが沈みまるで魚のアタリみたいなります。

 

参考仕掛け図 通常Bのウキだとウキに付けれるガン玉はG2とG4ですが、この仕掛け図ではG2とG6になっています。 水中ウキの特性を鑑みて、少し軽い仕掛け設定になっています。

浮力調整不足でプカプカしている時

基本的に塩分濃度でウキの残浮力が変わります。プカプカしている時はウキの残浮力が勝ち過ぎているので、ウキの状態を確認しながら調整オモリを足しましょう。

まとめ

エビ撒き釣りでハネを釣るにあたって、大事な3つのことを書きましたが今回の3つのことは、エビ撒き釣りで他の対象魚にも言えることが多いです。

魚釣りは同じタナを釣ってるつもりでも若干違うものです。また若干で天国と地獄と分かれる事も多いので、是非意識をしてみて下さい。

それだけでも、釣果アップにつながる筈です。

それでは、次回は私が実際に自分の棒ウキ仕掛けを利用して解説付き実釣をしていきます。

その前に他のメンバーの釣行釣果情報を載せていきます。

 

ABOUTこの記事をかいた人

元釣具〇ン〇ン波止、磯専門営業販売スタッフで釣堀田尻のスタッフもしていました。皆さんにより良い釣りを楽しんで頂くをモットーに始めました。 皆さんの釣りのサポートになれるようがんばります。