ファイアブラッドがコアブランクスにカーボンも東レのM40を搭載して新たに進化。その性能は?

シマノから2019年秋の新商品でファイアブラッドが全品リニューアルして、発売されることになりました。

ファイアブラッドは2015年に発売されたばかりだと言うのに、たったの4年でのモデルチェンジ!!

そこには新素材が採用していた。その新素材はトレカの高強度高弾性カーボン素材Ⅿ40のだが、今回も早々にファイアブラッドにも搭載しパラボラチューンR+と合わさって更なる粘りのある竿になって帰ってきました。

価格帯は定価10万円と高級磯竿となってしまった感はあるが、シマノのフラッグシップモデル磯リミテッドに近くなったように思えるほどの綺麗な曲がりをしています。

また、どれも特徴が色濃く、時と場面に合わせた竿となっているので、グレ釣りに特化だけでなく。その使用する環境や魚にも合わせて竿の選択をする必要がありそうです。

というのも元々からファイアブラッドは号数という考え方ではなく、ロッド自身に個性を持たせる斬新な考え方で作りだされたグレ竿なのです。

だからこそ、号数が上がればただ竿が強くなるのではなく、競技のようにテクニカルに魚を獲るようになっているものや、大物志向用に胴調子よりに設計している物も存在しています。

磯リミテッドとのように磯竿の万能性能を究極に高めたのと違いは、単純性能ではなく、竿1本1本においても個性と特徴を極めた竿に近いので、竿の特徴をより知る必要があるわけです。

ということは、竿のことを知らないで使用すると全く使い物ならないことになる恐れも出てくるわけですね。

特に、不意な大物に対しては、捕れるかやられるかの瀬戸際ラインが使いこなせる人と出来ない人で大きく変わってくることになります。

それをここで、竿フェチTINUO独自の目線でファイアブラッドを見てみたいと思います。

今回ファイアブラッドからは全部で8アイテム!!

前回から比べると1アイテムが追加されています。

ファイアブラッドのラインナップと説明。

シマノ公式サイトより出展

CLEVERHUNT(クレバーハント)1-530

シマノ公式サイトより出展

 

軽快な操作性を実現し、細糸で勝負できる1号ロッド。激渋な状況のトーナメントで勝つための切り札。

曲がり性能で獲る。

魚のパワーをソフトに吸収。激渋のトーナメントをフィネスで勝つ。

ファイアブラッドに軽快な1号相当のロッド。クレバーハントが新たに加わりました。1号ということもあって大きく竿が曲がり込みますが良型の魚も不安なく浮かせることができるそうです。

ソフトに獲ると言うだけあって魚を怒らせない。魚を暴れさせずに、魚の力を60%~70%の力に抑え込んでしまおうという竿になっています。

当然。魚の力が弱まっているので、現在釣っている魚がワンランク小さく感じるということ。

その為に魚が浮いてきてビックリすることもしばしばあるといことです。

クレバーハントなら30cm~40cmくらいのグレがメインなるので、不意の大物で口太なら50cm、尾長なら45cmまでが射程。

こちらの大阪湾のハネ釣りなら、激渋の寒ハネ釣りで極細仕掛け用で使用するのにお勧めします。

対象魚は40cm~60cmくらいのハネに丁度良く。70cmオーバーも視野に入れやすいですね!!

Quarter Master(クォーターマスター)1.2-510

シマノ公式サイトより出展

取りわましの良い5.1mという長さ設定と、喰い込みの良い穂先が特徴の操作性重視ロッド。絶妙なラインメンディングを実現し、近〜中距離の沈め探り釣りで活躍する。

この穂先は第二のウキだ!!

潮の動きを感知し、微かなアタリを聞き分ける。掛かれば反撃の隙を与えない。

クォーマスターは基本設計として穂先0.8号、♯2は1号♯3は1.2号、♯4は1.3号、元は1.5号のイメージで作られているそうです。

今回の最新のコアブランクスの採用で、より張りのあるシャッキとした調子に仕上がっている。

また、510という独特のレングスが作るバランスは、竿に軽快さと攻撃的展開にスピードを与えるので、30cm~35cmクラスのグレが入れがかりになる状況での手返しは圧巻。

前作だと40cmクラスが掛かると手元もまで曲がる傾向があったそうですが、今回のクォーマスターは♯4に荷重がかかった段階で魚が浮いてくる。

高弾性化による反発の向上というのとは違い、常に魚にテンションが掛かることで体力を奪っていく。

曲がりの途中で魚に隙を与えず、加速を許さない。そんな印象だそうです。

エビ撒き釣りで使用するなら春先に釣れる40cm~60cmの数釣りに向いている感じがします。

春先から段々と魚も体力が回復してくる季節でドンドン魚の引きも力ずよくなって来るので、1号だと魚とのやり取りに時間が掛かり短い地合いでは数が伸ばせなくなる時に欲しい竿ですね。

やり取りを楽しみながら、魚を数釣って行くにむいてそうです。

TENTACLE(テンタクル)1.2-530

喰い込みを重視した繊細な穂先と、シャープな先調子が特徴の操作性重視ロッド。絶妙なラインメンディングを実現し、遠投沈め探り釣りで活躍する。

変化自在にラインを操る

幅広い対応力が持ち味。その真価はトーナメント・オールラウンダー

1.2号相当を担うテンタクルとクォーマスターは。この2本は単にレングス違いの2アイテムではなく、調子自体が全く異なります。

クォーマスターがピース毎に変化を持たせているのに対してテンタクルは正統手法の1.2号ロッドで、競技志向でありながら幅広い対応力を持たせている竿。

長いからロングレンジを狙えるという話ではありません。。

釣り動作がは速いかそうでないかの違いで、クォーマスターは手返し良く釣るのに向いていて、どちらかといえばナイロンを使うのに適した調子です。

一方でテンタクルはPEライン、ナイロンラインどちらでもOK。コアブランクスによって振り感が向上した7:3に近い調子はラインコントロール性に優れていています。

ウキより潮上にサシエにを置くことで仕掛けが馴染みやすくなるという考えから、潮の状況に応じてウキを中心に前後左右、十字の位置にサシエを投入します。

このようなコントロール性重視のキャスト、さらにラインメンディングのやりやすさにテンタクルのアドバンテージがあります。

また張りのある調子は掛けた魚の荷重をロッドの前方に乗せ、滑らせるようにハエ根の上を通過させるテクニックも使えます。

紀伊半島、宇和海、大分の磯などの多彩なエリアに対応できる。ウキも軽いのも重いのも使える。

ラインも選ばない。魚も小型のアタリを的確捉え、大型をいなすことも可能。

まさにトーナメント・オールラウンダーといえる性能ですね。

エビ撒き釣りには非常に適していると思われる竿の仕上がりで、場所を選ばない。状況も選ばない。魚も充分に70cmオーバーが射程に入るスペックだと思います。

ただ、夏になるとハネも力ず良くなるので、障害物周りで強引に止める竿としてはパワー不足が否めない感がします。

DEXTRAL(デクストラル)1.3-500

張りのある穂先と1.5号クラスのバットパワーにより、やり取り時において、懐の深さがある胴調子ロッド。操作性の良い5mという長さ設定と胴調子の組み合わせは、アップテンポな釣りで活躍する。

こいつは攻撃力だけじゃない

アップテンポな攻めのスタイルに、いざという時のディフィンス力が備わった。

磯竿には様々号数が存在し、釣り人も選択肢が広がりました。

ただ、1.2号までは繊細な糸、1.5号になるとパワー系と、この間に一つの壁があった。

この壁を無くす為に1.2号の操作性と1.5号のバットパワーを持ち、5mのレングスでシャープに扱えるロッドということで誕生したのがデスクトラル。

今回はモデルチェンジで3代目になりますが前回以上の進化をはっきりと感じるほど。

待たずにガンガン合わせて、ロッドをどんどん立てていく攻撃的スタイル。

それがデスクトラルの個性でした。

ふと気が緩む瞬間にアタリがあれば伸ばされるときもある。ガンガン攻めて行くだけじゃなく、助けてくれる性能があった方が良いじゃないかと。

そんなデフィンスを高めたのが新生デスクトラルだそですよ。

そもそも、先は1.2号で胴が1.5号と特殊で有りながら5mというレングスで圧倒的な攻撃力に防御力を兼ね揃えた竿でかなり競技向きで、エビ撒き釣りでもかなり攻めの釣りを展開させやすいモデルになっているとおもいます。

この竿ならエビ撒き釣りをオールシーズン。また、ピンポイントや障害物周りの強引な釣りに対応できると思います。

ただ、やり取りは非常にテクニカルなものが必要となる為、魚を誘導できる腕とコントロールが必要になると思います。

その為、おすすめするのは玄人志向の方が良いと思います。

初心者だと、場所によっては竿の性能を引き出す前に魚にやられる可能性も充分にあるでしょう。

DERINGER(デリンジャー)1.5-500

取りまわしの良い5mという長さ設定と、バットの粘りが特徴のパワーロッド。細身肉厚設計による粘りが釣り人への負担を最小限に抑え、40㎝を超える良型数釣りシーンで活躍する。

揺るぎなき強さと操作性のグットバランス。

レスポンシブに良型を攻め落とす。

曲がりとパワーの高次元バランス。

操作性とパワーの両立を図ったデリンジャーにシマノ先進テクノロジー・コアブランクスが搭載されました。

今回はブランクスの進化に留まることなく、その性能をより特化する為、一から構造を見直し、細身肉厚設計を導入することで、前作から飛躍的な性能アップを果たしています。

しかし、ただ単に強さを求めるのではなく、パラボラチューンR+によって並継のような滑らかな弧を描く調子になっているそうです。

前作よりも曲がるけれど、魚を浮かせるパワーは上がっているという絶妙なチューニングが施されています。

胴調子でありながらしっかりとしたパワーを発揮できるのは高弾性カーボンが入ったことによるメリットは大きい。

45cmクラスの尾長でも余力を残しながら取り込むことが可能ですが、最も適しているのは1.7号以上のの道糸・ハリスで40cm~50cmクラスの口太を手返し良く掛けて行く釣りだそうです。

5mというだけあって、バランス良く扱いやすいロッドに仕上がっている。

エビ撒き釣りなら、夏場の元気のいいハネを釣るようにと障害物の多いエリアで、魚の動き抑制しながら釣る釣り場で手返し良く魚を釣り上げたい時に出番が多くなりそうなロッド。

特に持ち重り感は竿が短くなればなるほど少なくなるのでストレスなく釣りを楽しめそう。

更に、和歌山の中紀以降のヒラスズキにも充分対応できそうなパワーも秘めているみたいなので、オールシーズンに活躍できそうな良い竿ですね。

DIVEMASTER(ダイブマスター)1.5-530

繊細な穂先と張りのあるバットが特徴の高スペックロッド。どんな釣りも高次元でこなす汎用性の高さが特徴。アベレージサイズ〜離島の大型口太、良型尾長まで対応する。

磨き上げた状況対応力。

ファイアブラッドシリーズにおける

バーサタイルスタイルを具現化したモデル。

今回のファイアブラッドシリーズで、最も隙がないオールランダーとしてお勧めしたいのがこのダイブマスターです。

ファイアブラッドシリーズにおけるすべての特徴がアベレージ以上で、個性派が集う中ある意味、安定感のある中心的スペックを備えています。

つまりシマノ王道調子である磯リミテッドやベイシスに近いフィーリングですね。

だからご自身の釣りが繊細とも強引とも線引きが難しい方にはファイアブラッド使用してみる最初の一本をお探しの方にはうってつけのアイテムだと思います。

1.5号ではあるけれども、軽い仕掛けを使った繊細な釣りにも柔軟に対応することが出来るし、際の釣りもこなせて、遠くを撃つキャストティング性能にも優れています。

潮が走る、止まる。魚が見える、見えないなどの釣り場の状況は常に一定ではありません。

いくら手返しの良い釣りなんて望めません。

風の強弱、サラシの大小。常に変わりゆくフィールドに最もアジャストしやすいオールランダーなのです。

高弾性カーボンによりビルドアップされたパワー、パラボラtuneR+による滑らかな追従性など。

その総合戦闘力の高さで大型の口太や大型マダイや良型の尾長など強烈な引きにも対応できるパワーバンドの広さも魅力です。

日本全国の多様なフィールドをカバーする性能。

この竿はオーソドックスという王道スタイルの竿なので、場所を選ばずに使用ができる竿ですね。

大阪湾でエビ撒き釣り、和歌山に行って、南紀のグレをシラサで釣るのもありかと・・・・・。

どこでも、どんな場所でも使える一品ですね。

最初の購入を考えるならここからがいいかもしれません。

HYDROSCOPE(ハイドロスコープ)1.6-530

繊細な穂先とバットの粘りが特徴の大物対応ロッド。細身肉厚設計で、リアグリップまで曲がりこむ追従性の良さが、大物とのやり取りでも、釣り人が有利な状況を作り出す。

繊細に迫り、力で制す。

軽量穂先と張るようなバットパワーで、深タナに潜む大型グレを狙い撃つ

号数手には馴染みが少ないアイテムですが、マニアックな人気に支えられて、いよいよ3代目を迎えます。

あたかも水中を覗くような繊細な穂先を備えるということから名付けられたハイドロスコープはその名の通り、穂先性能に磨きをかけ続けたあまり類を見ないパワーロッドです。

得意とするシチューエーションは寒の時期の食い渋る大型クチブト。

穂先から2番に掛けてスムーズに曲がり込む特徴を活かして海底近くで動きの鈍い魚の小さいアタリを拾い、一旦掛ければ自慢のバットパワーで障害物から引き剥がして浮かせる。

そんな繊細さと豪快さを両立した釣りが身上です。

磯のフカセ釣りで使う号数は1.5号の次は1.7号というのが定番ですが、1.7号ではパワーに振ったイメージが拭えません。

その隙間をを埋めるのがハイドロスコープです。

1.6号と感じさせない繊細な穂先は遠投で深タナを攻めるのも有効。

ウキを沈めたり視認できないロングレンジでも穂先でアタリを取ることが可能になります。

またバットに関しては1.5-530のダイブマスターよりも滑らかに曲がり込み、大型のマダイや中型青物の強い引きも吸収してくれるのでクチブト以外の魚が当たるようなフィールドでも安心感が高まります。

xガイド搭載の軽量穂先でアタリを出し、高弾性カーボンのバットで一気に勝負する。

爽快な釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか?

SURVEYOR(サーベイヤー)1.7-530

繊細な穂先と強力なバットが特徴。寒の時期に喰い渋る大型口太を絶妙に喰わせ、深場からでも一気に浮かせる。

強さと、いなしの融合

曲がりのピーク付近の調整が良好。

芯のある調子で多彩な魚種にも対応する。

高橋哲也さんが設計したサーベイヤーは沖縄周辺の磯でテストされた竿です。

沖縄の磯はリーフに囲まれ水深のないポイントが一般的で、独特の尖った岩質が多く、珊瑚と相まって、とても根ズレがしやすい。

また魚が見えていてもバタバタ釣れることは少なく、ラインの号数を落さないと喰わないこともしばしばある。

細いと言っても魚の引きが強いため最低で3号。そこから6号くらいまでのラインを使うのに最も適しているのが1.7号サーベイヤーです。

魚は掛ければ岩や珊瑚に突進して大暴れする為、硬いロッドだとラインが持たないし、柔らかいと潜られる。

そのあたりのバランスが上手く取れた調子だと感じます。

グレ専門で釣られている方が手に取ると、かなり硬めに感じるかも知れない竿となっています。

高橋哲也さんはプロトタイプから使っていて5㎏クラスの魚は結構な数上げているが粘りもきっちり備えたロッドに仕上がっているそうです。

特に魚の荷重が掛かる部分。ロッドを立てた時、寝かせた時で変わりますが、曲がりのピーク前後20cmほどの反発力が強まっていく部分、抜けていく部分の調整が程よくまとまっていて安心感がある。

このあたりがパラボラチューンR+の性能。

また、サーベイヤーにはちょっとタフかなと思われる、水深のあるポイントで8㎏クラスの磯マグロも釣って、スパイラルXコアの強度も確かめたそうです。

グレだけでなく大型マダイをはじめさまざまな魚種が愉しめそうなロッドに仕上がっているみたい。

ファイアブラッドのプロモーションビデオ

どれも素晴らしい作りですよね。綺麗な竿の曲がりに魚も怒ってませんでした。

また、リールもBB-Xテクニウムがファイアブラッド仕様として帰ってきました。特に装備等は変更された所は無いようです。

完璧にマニア向けの塗装と至る所にファイアブラッドの文字が入ってますね。

限定販売ということで、今回限りだと思います。欲しい方は予約は必須か、もし店頭に並んでいる場合はすぐに購入することをお勧めします。

店側も何個も在庫を持っていることは無く、おそらく客注品でお客が買わなかった場合が多いからです。

その為売れたら終わりです。

中古品やオークションなどで探すことになります。

ファイアブラッドでエビ撒き釣りで使用するならどれがおすすめ?