今回は、この間釣った大型スズキを取った仕掛けであり、TINUOが普段から使用している対スズキ用のタックルに仕掛けを公開しちゃいます。
普段からスズキを想定して仕掛けを組まないとスズキは釣れません。
スズキになると単純に大きさだけでなく、重さに、ヒレが大きくなることで泳ぐスピードに勢いがつくのでそう簡単に釣れるものではないのです。
まずは魚の体重に耐えれるハリス、魚の急な突進や反転にすかさず対応できるレバーブレーキ、柔軟に対応できる反発を持つ竿の力が必要になります。
当然それだけでなく。魚を引っ張り上げる時にハリが伸びたりしないように強度があり、エビが弱りにくい針に、魚がエサを食べても違和感の感じない。抵抗の少ないウキなど。
考えなければならないことはは非常に多い。
そう。チャント準備をしないとマグレでも非常に確率が低いのです。
特徴的なヤスリの歯に鋭い棘付きのエラ。ハリスを切る為に育ったとしか思えないものばかり。
冬場は動きも鈍くやせ細って来るので釣りやすいですが、特に産卵前の秋シーズンのハネは引きも強く、餌もたっぷり食べているので太っているので重量感もあります。
手軽な波止場から狙う魚では一番大型になる魚です。
しっかりと準備してから挑みましょう。
目次
エビ撒き釣りスズキが釣れる仕掛けはこれだ!!TINUOの釣り方を公開します。(使用タックル)

使用タックル
- 竿 磯竿の1.85号相当(がまかつ磯竿 マスターモデル2尾長MH)
- リール レバーブレーキ2500番(DAIWA トーナメント2500番)
- 道糸2号(サンライン グレ道)
- ウキ (円錐ウキ0号)
- アタリウキ (G5)
- ハリス (Lハード1.7号)
- ガン玉(G6二段)
- 針(グレバリ4号)
エビ撒き釣りスズキが釣れる仕掛けはこれだ!!TINUOの釣り方を公開します。(使用タックル)竿について
まず。竿についてですが、胴調子を使用しています。
マスターモデル2尾長MHの他にアテンダー2の1.5号530やマスターモデル2口太のMの530を使用しています。
この理由は、基本的に大物志向で、胴調子の方が魚の急な突進や急反転の時レバーを引くのが遅れても竿が魚の動きに追従してくれるので、その時間稼ぎ出来る。
更に、魚の突込み対して、竿を曲げて引っ張って耐えるだけ魚が弱ってくる強みも持っています。
ただし、弱点も思い切って引っ張ることが出来ないと、竿の反発が入る所が魚に引っ張られると、先手を取られやすく。のされやすいです。
のされたらいくら胴調子とは言えただの棒です。一瞬でハリスが切れてしまいます。
それを回避するためにレバーブレーキを使用しています。
エビ撒き釣りスズキが釣れる仕掛けはこれだ!!TINUOの釣り方を公開します。(使用タックル)リールについて
何度も言っている通りリールのドラグだけでは、魚の強烈な突進をいなすことは出来きません。
たまに、ドラグのみでやり取りしている人を見ますが、魚が大型が掛かると良くバラシていました。
TINUOも最初はドラグ付きの安いシマノのリールでした。そこから、ラリッサ、デスピナ、テクニウム、からDAIWAトーナメントと変えてきたわけです。
レバーブレーキは高くなればなるほど、レバーブレーキの遊びが無くスムーズになり、ドラグ調整でもかなり細かい調整だ出来るようになります。
完璧に値段相応です。
TINUOは目標が90cmオーバーなので、いつ遭遇してもいいように、竿とリールだけではなく他の物にもお金をかけています。
エビ撒き釣りスズキが釣れる仕掛けはこれだ!!TINUOの釣り方を公開します。(仕掛け)

釣る場所にもよりますが、特に良く使う仕掛けがこの仕掛けです。
何故?アタリウキを使用するのか??
この当たりウキは、エビが跳ねただけでもアタリが出ます。それくらい高感度!!
また、魚がくわえても、ウキの抵抗を感じにくいので、魚がエサを離す確率が極端に下がるのです。
しっかりウキが入ってから合すだけなので、アワセも楽なのです。
ただし弱点も多いです。
飛ばしウキが上潮に取られやすく、アタリウキ自体が軽いので、そこまでガン玉がのりません。
その為、潮が走る所や、上潮が滑る所では使いずらく、コントロールできません。
当然。アタリウキを固定にしているので浅いタナしか狙えず。タナ落ちも悪く。棚ボケも多いです。
かなり限定的な使い方が多いです。
こうして改めて自分の仕掛けをみると、弱点だらけですね!!
でも、浅タナを釣る時は他を圧倒するくらい連発するので止められません。
めっちゃ楽しいですよ。前アタリでエビが逃げるアタリがあり、その後に本アタリがキッチリ出るのでフッキングがしやすいですよ。
エビ撒き釣りスズキが釣れる仕掛けはこれだ!!TINUOの釣り方を公開します。(釣り方)

基本的にこの仕掛けで釣り方は上撒き一辺倒です。
とにかく活きシラサを生撒き、シャクル必要も気絶させる必要もございません。
とにかく水面付近で沢山のシラサエビにフラフラ泳いでもらうことが大事になります。
すると、魚が浮いてきてシラサを撒いたエサと一緒にパクりという戦法鵜です。
ウキも固定なので、浮いている魚を狙いうちをしましょう。
大阪湾で魚が見えている時は矢引きのタナでウロウロしています。
深い時で2ヒロまでです。
水面に居てるが食わない時は、魚が沈んでからが勝負です。
エビ撒き釣りスズキが釣れる仕掛けはこれだ!!TINUOの釣り方を公開します。(戦略)

この釣り方に戦略なんてあるの?
あります。基本的にこの釣りは見えている魚をメインターゲットにしているので、見えている奴がいたら大チャンスです。
テトラ際をフラフラや橋脚周り、浮桟橋などに付いている魚を発見したら、仕掛けを作る前に、シラサエビを撒きましょう!!
付いている魚がゆっくり落ちていくシラサを追っかけたらその魚は確実に釣れます。
警戒心を解くために、仕掛けを作ってもいきなり入れず、しっかりとシラサエビを食べさせてあげましょう。
仕掛けも直撃より、少しだけ離したところでにキャストして潮や風でポイントまで持って行くようにしましょう!!
直撃させると、音で魚がビックリして逃げる事があるので注意が必要です!!
すると、全てのシラサエビを食べようとして来るので、確実に仕掛けのエビを食べにきます。
この仕掛けなら、ウキを一気に持って行き、竿ごと持っていこうとしてくるのでアタリも爽快です!!
エビ撒き釣りスズキが釣れる仕掛けはこれだ!!TINUOの釣り方を公開します。(釣れるポイントの見極め方)

先ほど話した通り釣れるポイントは魚が見えている所になります。
そうなると、必然的に魚を探しませんか??
更に言うと。魚が見えなくても、類似ポイントは海には沢山ありますよね!!
そういう所は全てポイントになってきます。
なので、釣りをする前に、魚が居てないか確認をするのがお薦めです!!
特に魚が影の下に隠れる時間帯はしっかりと日が昇り、日の入り前までです。基本的にマズメではエサを求めて回遊しますが・・・・・。
魚が影居ついている場合はその影にエサを入れると地合いでエサを食べにくることも多いです。
また、この仕掛けのポイントになってくる場所はタナが浅い場所!!
特に河口付近は1ヒロ~2ヒロの所が多く狙い目!!河口のテトラ際も良いポイントです。
当然。この仕掛けだと忠岡木材コンビナート内はほぼ全域が狙えるポイントになってくるので楽しめる所は満載ですよ!!
エビ撒き釣りスズキが釣れる仕掛けはこれだ!!TINUOの釣り方を公開します。(まとめ)

今回は、私が釣ったスズキの仕掛けを公開しました。
この写真のスズキも当たりウキ仕掛けで釣りました。
本当に不思議ですが、実は私が釣ったスズキの大半がこの仕掛けです。この仕掛けに変えてから突然スズキの数がかわりました。
昔は年に1、2本釣れればやってぜーだったのですが・・・。この仕掛けに出会って使いこなせるようになるとデカイ魚の割合が一気に増えた感じがします。
今年で70cmオーバーはこれで5本目になります。エビ撒き釣りをやり始めた時から考えると自分でも良くここまでくることができたなと感部かいものがありますね。