こんにちわ。TINUOです。
今回のタイトル「シラサエビが余ったらといって持ち帰ってはいけません」について解説していこうと思う。
特に、水槽で他の生き物を飼っておられる方に向けての発信になります。
通常の釣り人は残ったシラサは海にばら撒くか、近くの釣り人に譲ったりと持ち替えることはまずありません。
ところが、水槽で魚を飼育していたり、ペットのカメやスッポンなどを飼っている方に向けてアドバイスをしたい。
おそらく、シラサエビを持って帰る人は他のペットに餌として持って帰って弱ったシラサをあげると思うのですが、ほとんど食べずにエビが白くなって死んでいませんか?
ペットの魚も普段からシラサエビを食べていれば、難なく食べますが、普段から食べ慣れていない餌を入れると警戒して食べません。
そのまま食べられずに白くなったエビを放置していると水が腐ります。
カメなどはかなり生命力が強い両性類なので、水が腐敗しても大丈夫ですが・・・・。
魚はそういうわけにはいきません。
水が濁り、病原菌が繁殖して、ペットの魚達にも危険が及ぶからです。
特にエビブクで長時間活かしたエビは自分達で汚した水でかなり弱っているエビが多く。
更に、水槽の水を生息している水に限りなく近い状態にしてゆっくり水につけて慣れさないと、水質変化でショックで死にます。
私も可愛いペット達の木っ端グレちゃんにチビレ、平セイゴ達を死んだエビの腐食で水を汚してしまい、天に昇天させてしまいました。
飼育用の弱ったエビや白くなったエビを餌として入れていたのですが・・・・。
活きているエビばかり食べて白くなったエビは食べません。
何とか白くなったエビも食べてもらう為に色々な、加工エサの作成にもチャレンジ。
白くなったエビに沸騰したお湯をかけてボイルを作り、砂糖で水分を抜き、秘伝の付けタレを作成。
一週間付け置きした物をあたえていました。
加工餌は魚の中では中々の好評で、餌を入れれば、浮いてきて食ってくれるようになったので、喜んでいたのですが・・・・。
朝は元気に餌を食べてくれていたのに、仕事から帰ってくると、グレちゃんとヒラちゃんが横たわり、次の日の朝にチビレちゃんも・・・・。
最初は加工エサが原因で死んでしまったのではと思ったのですが、どうも水槽の水が少し臭かったので、他の水槽で飼育しているスジエビモドキを3匹ほど入れて水槽の様子を見てみることにした。
(ちなみにスジエビモドキは汽水域や海で生息しているエビなので海水も平気なエビです。)
すると、水槽に投入した次の日の朝に1匹が、仕事から帰ってくると2匹と全滅。
やはり、水槽の水に原因があるようでした。
結局。水槽の水を全部抜いて、ろ過フィルター、ろ過材を新しく交換して、一から水槽を作り直しました。
今では無事にヌマエビちゃん達が元気に過ごしております。
やはり、死骸は水を腐食させて、他の生き物まで害になる可能性があるので死んだエビはすぐに回収するか、ペットが食べる分だけ持ち替える方が良いと思います。
大事なペットがなくなると凹みます。