私が思うにおそらく最強の釣り餌がこのシラサエビ。

どこが最強かというと、ほとんどの魚がシラサエビを好んで食べる。
特に、スズキ、タイ系、アコウなどの根魚は特にシラサエビが大好きで見つけると寄ってきて、一気に吸い込むのだ。
対象魚が広い分、餌取りのフグやサバ、オセンやネンブツダイにとっても餌になる。
だがオキアミと違ってコマセを必要としないシラサは活きエビなので餌単体になっても食べてくれる可能性は非常に高いのだ。
私の経験上だが、コマセで使うオキアミはコマセとの同調が大前提になるがシラサエビに関しては無理に撒き餌との同調をする必要がない。
逆にいえば、コマセを使用したオキアミフカセより簡単でフカセ初心者がウキフカセ釣り、ウキ釣りやズボ釣り、穴釣りで釣果を上げやすい。
シラサの場合は魚が探して食いついてくれる優れもの。
もちろん大型の魚もシラサを見つけると率先して食いついてくれる。

そしてスズキだけではない!!

このような青物もシラサエビを食ってくれる。
どちらも一か月前の5月末~6月始めの釣果だ!!
本格復帰する前のリハビリ釣行で自分で獲ってきたのシラサエビで仕留めた魚だ!!
オキアミなら青物が釣れるのも稀が多いが、シラサエビはちゃんと狙ってこの青物を釣ることができる
ウキ釣り入門者にも大型と出会えるチャンスが充分にあるシラサエビは最強の万能餌であると言えよう。
ここではシラサエビで釣れる対象魚とシラサエビが最強である由縁を解説していこう。
目次
シラサエビが最強の釣り餌である!!(小さい魚から大きい魚まで対象魚が豊富)

シラサエビが最強である由縁の一つは釣れる魚種の豊富であることだ!!
この写真を見て貰えばわかるように非常に様々な魚が釣れていることが分かると思う。
この写真だけでも7種類の魚がストリンガーにかかっている。
- ヒラセイゴ
- メバル
- キビレ
- マチヌ
- ソイ
- ガシラ
- グレ
一つの餌でこれだけの種類が一回の釣行で釣れる餌はシラサエビを強みであると言えよう。
磯に行けばコマセでも色々な魚種の魚がオキアミで釣れるのだが、大阪湾の波止場では思った以上に魚種が伸びないことも多い。
特に大阪湾ではコマセで良型の魚が釣れるのはほぼチヌやキビレ、ボラぐらいで、あとはめんどくさい餌取りが多くよってくる。
ところが、大阪湾でもシラサエビなら、スズキ系はもちろんだが、根魚や青物がいれば青物までもが射程圏に入ってくる優れものなのだ!!
大阪湾の高級魚と言われるアコウもシラサエビで良く釣れる魚種の一つ。
釣るタナや釣り方、釣り場所を変えるだけで様々な魚に出会えるシラサエビは釣り初心者やウキ釣り入門者にとってはまさに最強の救世主!!。
是非ともシラサエビで釣りを楽しんで貰いたいものだ!!
私が過去にシラサエビで釣った事がある魚種。
- スズキ
- タイリクスズキ
- ヒラスズキ
- チヌ
- キビレ
- マダイ(チャリコ)
- イサキ
- グレ
- 尾長グレ
- イシダイ(サンバソウ)
- イシガキダイ
- コショウダイ
- コロダイ
- アイゴ
- メッキ
- シマアジ
- マアジ
- アオアジ
- イワシ
- サバ
- ソウダカツオ
- メジロ(ハマチ、ツバス)
- カンパチ(シオ)
- アコウ
- クエ
- オオモンハタ
- マハタ
- オセン
- ネンブツダイ
- 伊勢海老
- コウイカ
- アオリイカ
- イスズミ
- サンノジ
- イチノジ
- ソイ
- ガシラ
- アイナメ
- クジメ
- キス
- ガッチョ
- ヒラメ
- マゴチ
- ワタリカニ
- アカエイ
- ナルトビエイ
- ハゼ
- アナハゼ
- メバル
とんでもなく多種多様な魚が釣れるのがシラサエビの強み!!
シラサエビが最強の釣り餌である!!(シラサエビが最強の釣り餌である理由)

まずこのエサは釣りシーズンを選ばない事。
正確にはシラサエビさえ手に入れば年中釣りが楽しめる。
アオイソメの流し釣りではやはりバチ抜けが無いと全く釣れない。
コマセを使用したフカセだと夏ではエサ盗りが多く釣りにならない事も多い。
その為に餌取り対策で色々な餌を持って行く必要がある。
シラサエビではその必要がなく、シラサエビだけを沢山用意すれば夏でも良型の魚が狙える強みを持っている。
また、シラサエビは夜になると目がピンク色に光、昼よりも活発に活動する夜行性なのだ、昼は狙われやすいエビは石の隙間や物陰に隠れている。
特に根魚は夜になるとシラサエビを狙って食べにくる。
もちろん、根魚だけではない、他の魚も夜に活動するシラサエビを狙っているのだ!!
これこそがシラサエビのもう一つの強み!!
昼夜問わずに魚種多彩に良型の魚が沢山釣れる!!
これは他の餌では真似できない。
虫では日中は無理だし、コマセを使用したオキアミもオキアミ一つで勝負ができない。
落とし込みもチヌ系がほとんど。
なかなか魚種多彩にはいかないのだ。

もちろん。紀州釣りやヌカ切でもある程度の魚が決まってしまう。
ところが狙い方や釣り場所を変えれば、対象魚を変えることができる。
変幻自在の万能餌がシラサエビの強さなのだ!!
シラサエビが最強の釣り餌である!!(シラサエビ使った釣りに必要な物)

シラサエビを使った釣り方は主に2種類
- 足元を狙うズボ釣り
- ウキを使用したウキ釣り
おおまかに分けてこの2種類だ。
だが、サシエサ単体でも釣れるシラサエビは他の釣りでサシエサと使用して魚を釣ることも可能!!
こだわる必要がないのが答えだ。
ただやはり、サシエサ単体だと大きい魚には警戒されがち、大きい魚も射程圏に入れたいならやはり撒き餌もシラサエビを使用した方が良く釣れる。
ただし、どちらの釣りも活きエビを使用して釣りをすることになるので、エビを活かすエビブク、エビクーラーが必要だ!!
ここでズボ釣りやエビ撒き釣りにオススメなエビクーラーとエビバッカンを紹介しておこう。
安くて軽いのがバッカンタイプ
このようなバッカンタイプは安くて軽いのだが、夏には水温が上がりやすく、エビが弱りやすい。
クーラーボックスではないので、氷などを入れて冷やすことは可能だが夏場の長時間の釣りには向かない。
また、竿立て等を取り付けることができないので、どちからというとズボ釣り向けである。
長時間のエビを活かす事ができるエビクーラーボックスタイプ
エビ撒き釣り、ウキ釣りでは必需品がこのエビクーラーボックスタイプ。
特に竿受けや尺立て等がアタッチメントで取り付ける事ができるので、非常に釣りが手軽になる優れもの、クーラーボックスタイプは外気が水に当たりにくいので水温上昇が抑えられて、長く活きエビを活かす事が可能になる。
エビ撒き釣りで使用するなら11Lがオススメ、ズボや穴釣りなら7Lくらいがオススメです。
夏などは、ペットボトル500mlに水を凍らせて、入れておくと常に元気なシラサエビが使える。
また、竿受けを取り付けるなら第一精工の受太郎、尺受けが一番合う。
尺立てはDAIWAのロッドホルダーで代用しています。
受太郎を忘れても、緊急時に竿立てとして使用できるので便利です。
そして、次に必要になるのがエビブクのエアポンプになる。
シラサエビは皆さんが思っているよりも沢山のエアを必要とする。その為、ある程度しっかりしたモーターが付いているタイプをオススメする。
そして、出来ればセラミックストーンを使用する事で、沢山のシラサエビを購入しても、元気に生きている。
オススメのエビブク
強弱を使えるハピソンのエアポンプがオススメ。特に最初は大量のエビがクーラーに居てるので、強で使用し、半分くらいになったら弱にして電池の減りを抑えることができます。
また、安いエビブクはパッキンが甘く水が入りやすい。すぐに中のモーターがやられて、使えなくなるので、そこそこ良いものを使用する事をオススメします。
活きエビを使用するにはどれも必需品になるので、しっかりと揃えていこう。
シラサエビが最強の釣り餌である!!(シラサエビ使ったウキ釣りの方法)

私はズボ釣りは一切しないので、ここではシラサエビを使ったエビ撒き釣りを紹介しよう。
エビ撒き釣りは沢山のシラサエビを撒いて魚を寄せて釣る。
その為にまず沢山のシラサエビを購入するしかありません。
エビ撒き釣りで必要な量を詳しく書いた記事はこちらをクリック
沢山エビを購入したら少量ずつ撒いて魚を寄せていきます。
エビ撒き釣り初心者の方が一からエビ撒き釣りを学びたいと思うならこちらの記事を参照してださい。
エビ撒き釣りシラサエビの付け方であるホホ掛けをマスターして釣果を劇的アップさせよう!!
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エビ撒き釣りの最強の裏技(アルティメット版)がついに降臨!!(エビ撒き釣りの超絶テクニックを伝授)前編
実釣エビ撒き釣り

- 釣行日 6月初旬
- 釣り人 TINUO
- 釣行時間 夕暮れ~半夜釣り
- 場所 有田川
釣果

- ヒラセイゴ 35cm~30cm 5匹
- キビレ 33cm~30cm 2匹
- ソイ 30cm 1匹
- メバル 31cm 1匹
- ガシラ 32cm 1匹
- グレ 35cm~25cm 2匹
- マチヌ 33cm 1匹
当日使用した仕掛け
