最近アクアリウムにハマったTINUOです。
本来は獲ってきた活きエビ(スジエビ)の飼育用に購入したのですが・・・・・。
ここ最近の大雨でエビ獲りが全くできず空の水槽が3台もあり、寂しくなったので、今度は海水魚でも飼育してみることにしました。
海水魚を飼育することで今まで知らなかった魚の生態が分かれば、更なる釣りの進化にもつながるはず。
ここで注意しなければいけないのがグレは海水魚で淡水魚ではない。
今回は完全に水槽を海水使用にしなければいけなかったので、水槽のシステムを一からやり直してから、グレを迎え入れました。
ところが、やはり獲ってきたグレの水質と水槽の水質が異なるのか、グレが暴れだし、横たわる始末。
すぐに回収して、もう一度持って来た活かしバッカンで落ち着かせて、水温を合わせながら、徐々に水に慣れさせて放流。
どうにか水槽内で生活してくれるようになりました。
目次
メジナ(グレ)の飼育を始めました!!(飼育すために必要な物)

グレは成体は50cm以上になる大型魚で基本的に磯や波止場で生息する事が多い。
ただ、河口エリアにも生息している事もあり、ある程度汽水域にも入ってくる。
ということは少々の塩分濃度の薄い状態でも活動が可能で、川のような水温が低い場所でも生きていけるので適応水温の幅広いことも予測できる。
用意したグレは湾内に住む足の裏サイズのグレの為、最低でも水槽は60L以上。
更に大きくなる事を考えると90L以上が望ましいと思われる。
グレの本当の適温は18度~25度の範囲で抑える必要があるが、実際はおそらく10度~30度くらいが活動範囲。
日の当たらない涼しい場所に水槽を置けば夏もおそらくクーラー無しでも充分に生きていける。
ただし、冬場では水槽を設置する部屋によってはヒーターは必要になってきそうだ。
水もただのカルキを抜いたものではなくちゃんとした海水が必要になる。
海で汲んだ海水は雑菌がいて魚が病気になる恐れがある。
今回は、人工海水で対応して、水槽の必要分の人工海水のもとを用意。
また、週一で塩分濃度を測る必要があるので測定器は必ずいるだろう。
前回のグレで、非常に良く糞をし、水を汚すことが多い。
できる限りろ過能力が高い循環ろ過装置を設置した方が水換えが少なくて済むなどを考慮して上下に設置する方が水が汚れにくい。
もちろんバクテリアろ過材も大量に必須アイテムになる。
グレを飼育に必要な物まとめ
- 90L以上の水槽
- 上部循環ろ過システム
- 下部循環ろ過システム
- バクテリアろ過材
- エアーポンプ
- エアーストーン
- 人工海水の基(水槽の必要水分)
- ヒーター
- 必要であればクーラーも設置しておくと
- 水温計
- 塩分濃度計
メジナ(グレ)の飼育を始めました!!(実際の水槽の様子)

実際に水槽内のグレは、他の魚(キビレ、ハゼ、ドンコ)の混泳でグレ以外は全部10cm未満の小さいのだが、意外と隅っこでじっといる事が多いグレ。
特にキビレには好かれているらしく、小さいキビレがよくグレの傍に寄って来て、グレと同じようにじっとしている、ところがハゼとドンコはグレの事が怖いらしく水草や水槽の角の隅で縮こまってほとんど動かない。
餌の時間になると人工餌(熱帯魚のフレークとキャットフード)を与えているが、ほとんど餌用の活きエビに食べられて、全然魚にいかないような感じだが・・・。
部屋にいない間に餌用の活きエビが死ぬ前に徐々に減っているので、見てないところで食べているようだ。
ところが、人間が離れると水槽を狭しとグルグル泳いで、身体を動かしたり、急浮上に急降下をして、ハゼやドンコを脅かして追い回す。
そして、飽きたら伸びにアクビと自由気ままに水槽生活をしている。
まずグレの飼育は全く難しくない。
おそらく海水魚の中でも簡単な部類のはずだ。
水も海水でなくても水に慣れてくれば、真水の水槽でも平然と泳ぎ、更に適温の25度を超えても全然平気で現在は28度でもいつも通りで泳いでいる
餌も最初のうちは全く口を使わなかったが、お腹が空いてくるとエサと認識したものは何でも食する雑食。
ただ、好き嫌いもあるようで、固形ブツはあんまり好きではないがフレーク状などの漂う餌はハフハフ吸い込んだり、吐いたりを繰り返して、食べている。
グレを飼育していて分かった事がいくつも出てきた。
- 興奮すると色白になり、動きが活発になる
- 落ち着いた時は茶色くなり、じっとしているか動きが緩やか
- 餌を食する時は一口で丸のみだが、何ども食べたり、吐いたりを繰り返す
- 口にした時に違和感があると、2度食いがない
- 他の魚にちょっかいを出す時以外は水槽の隅で隠れている
- 基本的に淡水でも大丈夫
- 何でも食べる雑食
- 下に落ちている餌よりフワフワして浮遊している餌が好き