最近ですが、特に夜釣りでハネ・スズキが当たる率が高く、日中で苦戦して、なかなか本命に出会えない人向けに夜釣りをオススメする記事になります。
私自身、日中狙いだけでいくと、どうしてもスズキ(ハネ)のようなアタリが単発になりがち。
連発する時はチヌが多く、チヌばかりと落胆している方も多いのでは?
私もその一人です。
(まあ、左足骨折で釣りが全然できなかったことで魚を見失ったのもあるが・・・。)
悪戦苦闘している中、最近ようやく、ハネ(スズキ)の行動パターンが見えてきました。
どうやら餌を食べる活動をするのは日中ではなく夜に率先して餌を探しているようで、ハネ・スズキの釣果が全て夜釣りに集中してきたことで気づいたわけだが・・。
また、夜釣りでも完璧に魚が周っているタイミングがあるようで、適当に釣りをしても全くアタリすらない場合もある諸刃の剣。
更に困った事に、アタリ自体が小さく、アタッても刺し餌をすぐに離す警戒っぷりには私も手を焼きながら、魚の回遊時間と攻略法を見つけたので、釣りたい人は参考にしてみると良いだろう。
目次
スズキを夜釣りで狙う!!時間帯のオススメは?(実釣による釣果)

- 釣行日 12月28日
- 釣行場所 堺港
- 釣行時間 18時~21時
- 潮のタイドグラフ 15時満潮から下げ、21時干潮
- スズキが喰った時間 18時30分
- チヌが喰った時間 19時20分

釣果
- ハネ 68cm 1匹
- チヌ 37cm 1匹
- セイゴ 数匹
スズキを夜釣りで狙う!!時間帯のオススメは?(実釣による釣果)2

- 釣行日 12月23日
- 釣行場所 紀ノ川
- 釣行時間 17時~23時
- 潮のタイドグラフ 20時満潮~下げ干潮が25時
- ハネが喰って来た時間 21時頃から22時まで
釣果
- ハネ 57cm~45cm 3匹
スズキを夜釣りで狙う!!時間帯のオススメは?(実釣による釣果)3

- 釣行日 12月中旬
- 釣行場所 紀ノ川南側
- 釣行時間 16時~20時30分
- 潮のタイドグラフ 17時満潮から下げ、23時干潮
- ハネが喰って来た時間 18時~19時30分
釣果
- ハネ 60cm~45cm 9匹
- キビレ 40cm~30cm 2匹
スズキを夜釣りで狙う!!時間帯のオススメは?(実釣による釣果)4

- 釣行日 12月29日
- 釣行場所 紀ノ川南側 せせらぎ公園前
- 釣行時間 13時~16時
- 潮のタイドグラブ 14時満潮から下げ
- ハネが喰って来た時間 14時30分
釣果
- ハネ 57cm 1匹
- チヌ 4匹
- キビレ 3匹
夜釣りには充電式のヘッドライトがオススメです。
特にUSBタイプなら車のシュガーソケットで充電可能なので便利!!
価格も2000円前後と非常に安価なので、もし海にロストしても簡単に諦められる。
スズキを夜釣りで狙う!!(時間帯のオススメは?)

最近のハネの動向は夕暮れから活動をしている模様で、特に薄暗くなってからが本格的に餌を食べているようだった。
日中ではチヌの活動が活発で、ハネより率先して餌を捕食しているので中々ハネの口に餌が入ることがない。
ところが、薄暗くから夜になると、チヌの活動が落ち着いて、ハネが活発になる入れ替え現象が起こっている。
また、潮のタイドグラフからも、満潮から下げ8分くらいに活動が活発になり餌を食べる事が良くわかる。
そこに夕マズメの時間帯が重なると、活動が活発になり、爆釣になりやすいタイミングになっている。
更に、風向きを確認しておけば、本命も狙いやすくなるわけだ。
夜釣りではかなり冷え込みます。このような防寒具は必ず必須になるので、用意する事をオススメ!!
上着は風を通さない防寒ウエアと一緒に着れば完璧です。
あとは夜釣りでは手がかなり冷えて動きが悪くなります。
その時に魚のヒレなどで、手を切らないようにするには手袋は必須のアイテム。
軍手でもないよりマシだが、オススメはネオプレーンの素材の物が非常に良い。
温かく、柔らかいので手も動きやすい。
スズキを夜釣りで狙う!!時間帯のオススメは?(夜釣りの仕掛け)

夕マズメと水温の上昇と満潮が重なれば、繊細の仕掛けが必要がないが、少しでも時間帯がズレると非常に食いがしぶってくる。
特に流れの中で魚が喰ってくるのですが、ウキの抵抗で魚が刺し餌を離す現象が起きます。
アタリ的に言うと。ポンとウキを一瞬押さえて、2秒くらい浮き上がります。
その後は全くは、ウキに反応がしないので仕掛けを回収すると、エビが生ぬるく弱って帰ってくるので、明らかに何かに食われた状態。
そこで、感度が極めて良いウキにするとサシエサを離すまでの時間が長くなり、アタリを拾いやすくなります。
また、針掛かりも皮一枚の場合が多いので強引に魚を寄せようとすると針外れがしやすくバレの原因になる。
優しく魚の引きを受け止めて、ゆっくり魚を浮かすにはチヌ竿がオススメ。
食い渋った魚にはこちらから魚を掛けることが絶対に必要だ。そこで、活躍するのは穂先がしゃんとしている先調子の竿がオススメ。
更に魚が大きい場合はしっかり竿の胴で受け止めて、強引な反発が入らないでジワジワ魚を浮かす竿であればなお良い。
そこで、今の時期に適している竿をピックアップ。
このDAIWAの銀狼鋭牙だったわけです。価格帯も3万5千円前後なので、非常に手に取りやすく、性能も申し分ない。
3万5千円が高いという方には2万5千円前後でも今の時期なら充分に活躍しそうなのがシマノの鱗海AX。
価格帯以上にスクリューシートにトップガイドから2番までがIMガイドなので糸がらみの心配も軽減。
竿の号数の1号クラスの強めを選択すれば、1年を通して使い遊べるだろう!!
磯竿を持っていない。これから始めようとしている方はこちらのチヌ入門ロッドがオススメ。
4.5mと取り回しが良く、短い分軽いので使い勝手は良い。
魚の食いが渋い時に活躍するのがこのファイングレだ!!
針自体が非常に軽く、シラサエビがフワフワと泳ぎやすいので、ハネやチヌが違和感なく食ってくる。
オススメ号数は3号、2号の小さい所。
食いが渋い時ように持っておくと良いだろう。
通常が掛かり過ぎグレの4号が貫通力に優れて掛けやすいが、魚の食いが下がると離される確率が高い。
その時にファイングレでエビをフワフワさせてあげると明確なアタリが出やすくなる。
なんと言っても電気ウキの存在は重要だ。
ウキに反応がなければ魚が喰いついたのかも分からないからだ。
そこで活躍するのがガルツの速乾アタリウキ。感度だけは抜群。
ただデメリットも多く。アタリうきなので深いタナは探れない。
また、ウキ自体が発砲で出来てる為、ぶつけるとすぐに破損して、使い物にならなくなる。
必ず予備が必要になるので注意が必要だ!!
スズキを夜釣りで狙う!!時間帯のオススメは?(まとめ)

夜釣りでは周りが暗い所も多く、釣り人も少ないので、魚の警戒心も解かれて良く釣れる。
だが、辺りが暗いと事故やトラブルにも合いやすいので、出来る限り、一人の釣行は控えた方が良い。
一人で釣行する場合は万が一を想定して、しっかりと身の周りを守る装備を整えてから釣りを楽しむように気を付けよう。
危ない釣り場や、立ち入り禁止などには入らないように・・・・。
人が居てない事が多いので、もし、海に落ちた場合は助かる確率が極端に少なる。
楽しい釣りですが、まずは自分の命を優先した行動を・・・。