今回は釣り友と一緒に紀ノ川チヌを釣ってみよう企画で、紀ノ川のチヌを釣りに行ってきました。
釣り友がとある事情から朝の8時頃しか家を出れないので、完全に真っ昼間だけでの釣行。
潮も大潮だが昼間が完全に干潮となる潮周りで状況は最悪・・・・・。
この状況でもフカセでチヌを沢山釣ってみたいと言う釣り友に紀ノ川チヌならチャンスがあるかもということで、紀ノ川に・・・。
本当はせせらぎ公園で手軽に釣りたかったのだが、釣る時間がド干潮ということもあり、水深が膝くらいしかないせせらぎ公園では不可能。
そこで対岸の水深がある北側に行ってきました。
目次
紀ノ川チヌを攻略しよう‼(少し早い紀ノ川チヌを狙いに行ったら爆死しかけた話)実釣

- 釣行日 12月10日
- 釣行場所 紀ノ川河口 北側エリア
- 釣行時間 11時~17時まで(釣り友の時間制限の為)
- 潮 大潮 干潮が正午、満潮が18時頃
使用タックル
- 磯竿 オウガハンドSC TM1.5号
- リール トーナメント3000LBD
- ウキ 松山2-BB
- 道糸 PE0.8号
- ハリス 1.5号~1.2号
- 針 グレ針の6号(釣武者イッカドウ)
使用撒き餌(紀ノ川専用魔界餌)
- 素ヌカ 2㎏
- 砂 2㎏
- オカラ 2㎏
- アミエビ 6㎏
釣り友の撒き餌
- チヌMAXプレミアム 2袋
- マックスオリジナルオキアミ生 3k
今回、アミエビが多いのはオカラが非常にバラケやすく、まとまりが悪い。そこで、アミエビを多く入れることでコマセに粘り気がでて、まとめさすく、遠投性も上がります。
さらに、オカラを使用しているのはオカラは非常に白く濁りが出て、川の流れと潮の流れが判別がしやすくなるから非常に役に立つ。
今回の撒き餌の注意点
- 底に一切溜まらない
- 回遊してきた魚を集めることが難しい
- 拡散性は高いが流されやすい
- 同調させないと食ってくれない
- 撒き餌の切れ目は縁の切れ目
紀ノ川チヌを攻略しよう‼(少し早い紀ノ川チヌを狙いに行ったら爆死しかけた話)実釣開始

干潮間際に釣り場に到着。仕掛けを作り釣り早速釣り開始。
すぐに浮きに反応が・・・・。
釣れたのは小さいシマイサキ・・・・。
川でデカチヌを見つけて小川で釣りをしている釣り友も釣れるの小さいシマイサキ・・・・。
どうやらこの日はこいつとの格闘になりそうだ。
持っていた刺し餌はコーンとオキアミ生、ボイル、練餌のいつもの神器。
釣り友はオキアミ生だけを用意。
(フカセチヌを釣りたいと言いながら結構チヌのことをなめている気が・・・。)
(まあ。釣り教室ではないので今回は好きに釣りをさせておこうと言葉を殺します。)
釣りをしていくとシマイサキさんがどこまで餌を食べるのかを調査。
遠投でも餌を食ってくるのか、同調した時としてない時の餌のなくなり方、シマイサキが刺し餌を食べるタナ。
刺し餌だけでもかわせることができるのかどうかで刺し餌を変えていきながら調査。
すると、シマイサキがコーンを一切食わないことが発覚。
コーンを主軸に釣りを組み立てるが・・・・・・。
(おチヌさんも全くコーンには興味を示しません。)
仕方ないので、シマイサキの食いつきが悪い。駆け上がりではなく少し遠投してシマイサキが比較的少ないラインを流していきます。
ただ、遠投すると流れがそこそこあるので、ウキを浮かすと川の流れにウキが取られて、撒き餌との同調の時間が短く、すぐに流されていく。
ウキの浮力を殺して、20cmくらい沈めたところをキープしながら、ラインのフケを作らないように適度にラインを張り、底潮の流れに乗せる。
この時の撒き餌は浮きを流すラインに帯上に撒き、とにかく帯の中で釣りを展開する。
すると、釣り開始1時間後に25cm前後のチヌが釣れ初めて、1時間ごとにポツポツアタリ、魚も徐々に大きくなった。
ただ、チヌ自体が群れで行動していなくて本命のアタリが連発しない・・・。
やはり、紀ノ川チヌは少し早かったようで、なかなか厳しい結末になってしまった。
紀ノ川チヌを攻略しよう‼(少し早い紀ノ川チヌを狙いに行ったら爆死しかけた話)釣果

釣果
- 良型チヌ 40cm~23cm 5匹
結局。夕マズメになると込みの潮と川の流れが強くなり、仕掛けを安定させることができず・・。
また、底に這わせても魚の反応がなくなったので日が高いうちに納竿してきました。
釣れた時間(12時~15時)
それ以降の2時間くらいはシマイサキをかわせず、かわしてもチヌの反応はありませんでした。
紀ノ川チヌを攻略しよう‼(少し早い紀ノ川チヌを狙いに行ったら爆死しかけた話)

私が本流で苦戦しながら、ポツポツチヌを拾う中・・・・。
小川で釣りをする釣り友・・・・。
見えていたデカチヌはなかなか釣れず・・・・。
時間が過ぎるにつれて、だんだん体が小さくなり、焦りがみえてきます。
釣れるのはシマイサキばかりで魚は変わりません。
そして、ようやく夕マズメに小さい10cmくらいのキビレを釣ってようやく納竿。
残念ながら今回の釣行では本命の良型チヌを釣ることができませんでした。
次回はリベンジを誓う釣り友・・・・。
フカセ釣りの爆釣の道のりは長そうだ・・・・。
紀ノ川チヌを攻略しよう‼(少し早い紀ノ川チヌを狙いに行ったら爆死しかけた話)紀ノ川オススメアイテム
私が使用した竿。チヌ竿としてはかなり強いですが、しっかりと曲がり細いハリスも十分に使えるのでオールラウンダーで活躍が期待できます。
見た目も非常にカッコよく。高級感にあふれている竿に仕上がっています。
松山の強みはなんといっても二段パイプと錨型の鉛。
この形状が浮きに安定感をもたらして、刺し餌のふらつきをなくします。
それがチヌにとって非常に食べやすくなり、食い込みやすくさせます。
また、二段パイプが浮き止めひかかり、ウキが固定になり、流れに流してもタナがしっかりキープできているので魚を連発させやすい。
川の釣りでは圧倒的に有利になるPEライン使えばわかる。非常に優秀なライン。
特に二枚潮で細かいラインメンディングが必要になりがちな川には必須アイテムです。
また、糸が伸びないので掛け率も上昇します。